はじめに
二次創作はそれぞれの公式が出しているルール、さらに人間としての最低限のマナーを守ったうえで楽しみましょう。これは作る側も、見る側にも同じことが言えます。
この記事では二次創作してみたいな……と前々から思っていたオタクが、初めて小説を書いてみようと奮闘する様子を書こうと思います。
二次創作して~~~~~~~~~~
私はアイカツ、ラブライブを小中学生のころに見てオタクになったごくごく普通のオタクです。ですが私はいわゆる見る専、ROM専のオタク、今までたくさんの界隈を渡り歩いてきましたが二次創作をする側になったことは一度もありませんでした。
しかし思ってしまったわけです。二次創作がしたいと……。
ということでしてみます!!!
一言に二次創作と言っても色々な表現方法があります。例えば一番メジャーなところでいうとやはり絵でしょうか。他にも小説であったり、私が見た中だとキャラクターのオリジナル曲を自作したり、キャラクターのぬいぐるみを作ったりなど多岐にわたります。私には絵のスキルはありませんし、曲も作れなくはないでしょうが(某音楽大学1年生)作曲の経験がない中で処女作が二次創作というのも……と悩みました。そこでできそうな可能性があるのは小説です。小説は過去に一度表現の練習として学校の課題としてオリジナルの小説を書いたことがありました。その時はオリジナルにしては短い5000字ほどのものでしたが、そのリベンジもかねて今回は小説を書いてみようと思います。
前回小説を初めて書いたときに思ったことはどんな出来であれ、締め切りを決め完成させるということです。そしてそれをどのような形でもいいので表に出す。という二つです。自己満足で作る分には二つ目はなくてもいいかもしれませんが、締め切りを決めるというのはとても大事です。どこまでいっても突き詰めようとするといつまでも完成せず、むしろ理解しにくい難解なものになってしまうことがあります。それが私の処女作でした。なので今回の目標は三週間後に設定しました。なぜ三週間後かというとその日にTwitterにて今回二次創作をしようと思っている界隈でのタグ企画があり、ちょっとでも見てもらえる可能性があるほうがモチベーションが保てると思い、この日の企画に参加することを目標に小説を書いてみようと思います。
締め切りを決めたところで……
何から手を付ければいいのでしょうか。小説を書いたといっても一年も前のことです。何からし始めたかなんて覚えていません。こんな時は我らがGoogle先生を用いて先人の知恵をお借りしましょう。
二次創作 小説 書き方 検索っと……
おぉ、出てくる出てくる。なになに?
一番に出てきたにサイトにしょっぱなから「楽しめればおっけーです」という心強いお言葉が書いてありますね、ありがたや……
まず小説を書くにあたって決めなければならないこと。それは結末だそうです。確かに。行く先を決めておかないと歩けないですね。
とある曲を軸に書くことを決めました。
~二時間後~
できました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆さまびっくりしていることでしょう。私もびっくりしてます。
起承転結や、基本の展開の仕方など何も気にしないままゴールを決めた瞬間書き出し、いつの間にか小説を書き終えてました。約2800文字の短い小説ですが書き上げました。結末を考えるところから、小説の締めの文章を書くまで時間にして二時間ほど。締め切りを設けましたが一日で書いてしまいました。まだ誤字脱字のチェックはしなきゃですが完成できた達成感がすごいですね……
オリジナルの小説を書いていた経験は確実に生きていたと思います。
まずオリジナル小説を書いたときに見切り発車で世界観が崩れたり、軸がぶれたりということがありました。ですが二次創作は世界観はもう決まっているものですし、結末さえ決められればそのキャラクターが言いそうなことをしゃべらせていけばいいのです。そのためにはそのキャラクターがたどり着きそうな結末を設定することが大事ですね。
結末を考えるのは時間をかけていいと思います。そこから起承転結を詰めるでもよし、ゴールに向けて走り出すでもよしだと思います。今回最初の二次創作ということで、そんな長く書く気はなかったので起承転結は詰めずに書いたのはいい判断だったのではと思います。
次に思ったことは二次創作の難しさはオリジナルとは全く別物だということです。二次創作にはもとにしている世界観、キャラクターがいます。つまりその世界観を壊さない設定、口調を意識しなければなりません。
(二次創作なのでいわゆるパロディのように世界観を崩すものもありますが、今回は私が二次創作初めてということでそのままの世界観、キャラクターを使ったというのもあります。)
なので二次創作をしたいと思ったらまずは他の人の二次創作で小説を書きたいとなった人はまずは他の人の二次創作を見て、そのキャラクターっぽさを出すにはどうしたらいいのかを研究したほうがいいかもしれません。一番は口調ですね。
何はともあれ私の考えたシチュエーションでキャラクターがしゃべってくれているというのはうれしいですね。しかし書き上げた興奮醒めぬ中この記事も一緒に書いている今の時刻は午前一時半。そう、深夜です。明日起きたら小説、この記事も誤字脱字等チェックをすると思いますがどれほど赤が入るか楽しみですね。それではそろそろ寝たいと思います。おやすみなさい。
~後日譚~
予想通り気に入らない表現をなおしたりで追加で二時間小説をこねくり回しました。
こちらのブログはちょこちょこ追加で文を入れたりしましたが、深夜特有の勢いがあってこれはこれで味があるので特になおしたりはしませんでした。
そしてこの後日譚は目標としていた企画に参加、そう記念すべき私の初二次創作を世に出してから書いてるものになります。
当日はドキドキしながらも小説を投稿。二次創作でよくみる、小説を画像にするサイトを使い画像で投稿しました。
使わせていただいたサイト↓
新書ページメーカー(背景つき) (monokakitools.net)
結果
4いいね 1RT
はじめての投稿にしては上出来なのではないでしょうか。そしてひとりリツイートしてくださった方のアカウント見てみると、なんと感想をツイートしてくださってました……!見つけた瞬間ちょっと泣きました。感想をもらえるのはこんなにも嬉しいものなのですね。これも二次創作をしてみてはじめてわかったことです。
オタクのみんな、好きは積極的に発信していきましょう。
さて、私はまた新たな小説を書きたくなってきたのでここらへんで失礼します。